2017年01月30日

1月公開例会『尼崎創業支援オフィス「ABiZ(アビーズ)」視察&交流会

 今回のサムライ研究会例会は、尼崎中小企業センター3階にある尼崎創業支援オフィス「アビーズ」(以下、アビーズ)さんとの交流会です。

 アビーズさんの入居されているのは中小企業センタービル。近畿税理士会尼崎支部が7階に入っている関係で、私は少なくとも月に1回は訪問するビルです。いつもアビーズさんの前を通って支部に向かうのですが、ガラス張りの綺麗なスペースで個人的にすごく興味を持っていた場所だったのでワクワクしながら伺いました。


 第1部は視察会として、アビーズさんをご訪問。入り口のセキュリティロックを解除して頂いて入室します。室内は廊下から拝見していた通りですごくキレイ。

IMG_6617.JPG

 デスクはフリーアドレス16席、専有スペース4席の計20席とのこと。どの席もコンセントや有線LANが整備(当然無線LANもあり)され、広大なデスクも相まって快適そのものです。これ以外にも会議室、プリンターやスキャナ、文房具なども用意されており、ノートパソコンさえあれば業務に支障がないほどの充実ぶりです。(自分の事務所より快適かも…。)


 そして施設概要について、尼崎地域産業活性化機構の佐野理恵様からご説明を頂きました。

IMG_6621.JPG

 それによると…アビーズさんは一言で言うと「創業を目指す方、間もない方(概ね3年未満)が利用できる『シェアオフィス』」です。ただ、一般のシェアオフィスとの違いは利用者さんへの支援体制。尼崎市は当然として尼崎信金や日本政策金融公庫尼崎支店などの金融機関、尼崎経営者協会や尼崎工業会、中小企業基盤整備機構やひょうご産業活性化センター(そしてもちろん尼崎商工会議所も)などの公的機関も含めた「オールあまがさき体制」が取られています。その上利用料もフリーアドレスの使用であれば月額8,000円と非常に安価。創業時は何かと資金が必要になってきますので非常に魅力的です。先輩起業家との交流やインキュベーション・マネージャーも常駐しているので悩みや疑問も気軽に相談できる環境にあり、事業主や代表者特有の「孤独」に陥ることもないように見受けられます。客観的に見てもハードウェア・ソフトウェア共に非常に充実しており、利用者さんは100%ビジネスに注力できる環境にあると感じました。


 第2部は場所を移して尼崎商工会議所701号室にてアビーズ入居企業さんの事例発表会です。以下の3者の発表でした。

・『終活コンソーシアムの活動内容について』上辻敏之氏、内山恵美子氏、石長優一氏

IMG_6638.JPG

・『中小企業のお悩み解決業について』大野祐一氏

IMG_6659.JPG

・『マイクロロボットの開発について』秦良彰氏

IMG_6670.JPG

3者5名は世代や性別、業種も経歴も全く違う方々です。そんな皆様の発表を通じて感じたのは「新芽の勢い」です。今までの自身の経歴から創業を目指される方、全く新分野に挑まれる方、そして互いの分野をコラボレートして新しいサービスを創造しようとされる方…。今からビジネスを立ち上げられようとしている瞬間でキラキラと目を輝かせておられる方々と接することができたのは、今回の交流会の大きな経験になりました。


 発表後は懇親会です。会議室の後ろのスペースでケータリングでの立食。尼崎地域産業活性化機構の石澤事務局長による乾杯の後、テーブルのあちこちで名刺交換と歓談で盛り上がります。

IMG_6674.JPG

私たち士業はついつい「堅苦しい、難しい、敷居が高い」と思われがちです。そんなステレオタイプの印象を少しでも低減することが出来たのかな…と、その盛り上がり方を見て感じました。

 私もアビーズのインキュベーション・マネージャーの森さん、当会副会長の佐々木弁護士との会話の中で、今回の交流会が成功裏に終わりつつあることを話されており、非常に有意義であったと感じました。そして互いのコラボレートが今後も何らかの形で継続することを願いつつ、中締めを迎えました。


サムライ研究会理事 税理士 鍛治伸哉
posted by サムライ研究会 at 16:22| Comment(0) | 例会報告